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ツールバー友の会

中ネタ 2009-2010

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寿司折り詰めの名前調べ

at 2010.01. 1 Fri 11:00
by 小野法師丸


ぼんやりと気になる寿司折り詰めのネーミング

 スーパーや持ち帰り専門店で、寿司の折り詰めを買うことがある。ほんの少しだけ奮発した夕食という感じでちょっとうれしいわけだが、その折り詰めにいちいちしっとりとした名前がついているのが気になっていた。

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写真では読み取りづらいが、「かすみ」と「つばき」

 とあるスーパーで見かけたのは「かすみ」と「つばき」。漢字で書くと「霞」と「椿」だろうか。いや、それほどでも…と、勝手に思ってしまうような風雅な響き。

 ただ、寿司折りについこうした名前をつけたくなるというのはわからなくはない。他にはどんな名前があるだろうか。

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植物物語と化した寿司折り

 持ち帰り寿司の専門店で見かけたのは「あじさい」と「若葉」。「若葉」にはかっこつきで「わかば」とかなが振ってあって、「それくらいは読める!」と思う。

 先ほどの「つばき」と言い、寿司折りにはなぜだか植物系の名前がつけられがちなようだ。

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脱植物系の折り詰めもあった

 中には植物系を越えたネーミングのものも。「スペシャル1番」は勢いで押してくる感じがよく伝わってくる。スペシャル、かつ1番。そこにあるのは過剰なテンション。

 さらには「キングスペシャル」という折り詰めも存在。「スペシャル1番」より寿司が4貫多いのに、値段は100円高いだけ。ならばキングの方を買う人も多いだろう。「スペシャル1番」の方が噛ませ犬のようにも見える。

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キラキラした新しいパーキングエリアにあった回転寿司屋

 さて、今回最も気になった寿司折りは、関越自動車道の上り線にあるパーキングエリア「パサール三芳」にあった。最近新しくなったPAであるらしく、キラキラ感がものすごい。

 そんな最新スポットにあった寿司折りがこんな感じだった。

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「夢」と「絆」はいいとして、「未来」が気になる

 こちらは植物系ではなく、抽象概念系とでも言えばいいだろうか。「夢」はマグロやイカ、エビといった定番人気握りとカッパ巻のコンビネーション。握り部の紅白感がめでたく、実に明るい「夢」だと思う。

 右の写真奥に見える「絆」も紅白ムードが漂う華やかな折り詰め。そこまではいいのだが、手前の「未来」が気になる。

 巻物ばかりなのだ。マグロ巻、カッパ巻、タクアン巻。どれもじんわりとおいしいものばかりなのだが、それに「未来」という名前がつくと微妙だ。実体のない「夢」があんなに明るいのに、来るべき「未来」は巻物だらけ。

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ガガーンときた「希望」

 そして「未来」の隣にあった「希望」がこれ。カンピョウ巻といなり寿司の組み合わせ。これに「希望」という名がついているのは結構衝撃的。

 値札の下にはチラッとタマゴの握りも見えるが、今さら華やかさにはつながらない。キラキラした「夢」や「絆」と同じ500円という値付けにも厳しい一貫性を感じる。


 未来は巻物ばかりで、希望は茶色メイン。寿司の折り詰め調べで見えてきたのは意外な閉塞感。それでも夢や絆は明るかったので、今年もいろいろな要素が拮抗しながらがんばっていければと思います。