検索天気地図路線このサイトについて無間地獄無間地獄
ツールバー友の会

中ネタ 2009-2010

« 新宿駅から歩いて行ける廃線跡 | 中ネタ 2009-2010トップ | 次世代のポチ袋をつくる »

日本ソバをラー油で食べる店に行ってみた

at 2009.12.31 Thu 11:00
by 斎藤充博


東京は虎ノ門の「MINATOYA」

日本ソバをラー油まみれのツユにつけて食べる店が東京の虎ノ門にあるという。その店の名前は「MINATOYA」。この界隈は、昔ながらの高級そうなソバ屋でひしめいている。そんな中にひっそりとMINATOYAはあった。

Pc240067

しかしどうみてもソバ屋に見えない外観で、すごくわかりにくい

Pc240077

大きくて立派なテーブルをお客みんなで囲んで立ち食いする

あ、なんか妙な飲食店に来てしまった、という気がした。

店内は薄暗くて、「やった!おしゃれだ!」と一瞬思ってしまう。しかし、それよりも形式の奇妙さが気になってしまう。しかも僕が食べようとしているのは「ラー油で食べる日本ソバ」だ。なんかキャッチー過ぎやしないか。アイディアを出すだけだったら、誰でもできるんだぞ!とテーブルに置かれている天かすに向かって呟きそうになった。

お目当ては「肉ソバ」850円だ

こういう時は、淡々とコトを進めてゆくに限る。さっそくカウンターで目当ての品を注文。出てきたのはこれだ。

Pc240072
「肉ソバ」の本体。ノリ、ネギ、ゴマ…薬味の豪快っぷりに気圧される

Pc240071
左側のラー油の混じったツユを見よ。そして生卵とミカン付きでした

「日本ソバ」は強かった

さて、真の江戸っ子は、ソバを本来の味で賞味するためにソバツユをつけないで食べたりする、なんて話を聞いたことがある。このソバの食べ方が明らかに邪道だということは、べつに江戸っ子じゃない僕にもよくわかる。

実際にはどうなのか。それでは食べはじめてみましょう。      

Cce00000

印象に残ったのは、繊細と思っていた日本ソバの「圧倒的な強さ」だ。強烈なインパクトの「ラー油風味ツユ」と、荒々しい薬味に全然負けていない。すごいことだ。

Cce00001

かといって、このソバ自体が、普通のソバと全然違う味がするかというと、そんなことはない。ちょっと太めで固めにゆでてある以外は、普通のソバだと思う。

そうか、そもそもソバのポテンシャルはこれほどまでのもがある、ということか。敢えて味の強い物をぶつけることにより、ソバの風味を引き出す…新たなる発見である。

Cce00002

そして、味うんぬんの前に、実はさっきから気になっていることがあるのだが…

Cce00003

爆盛りだった

Pc240074

ソバの入ったドンブリの高さに注目。ここにソバと肉がみっちりと

そう、ここのソバはめちゃくちゃ量が多いのだ。ざっと見積もって通常のソバ3〜4玉分くらいはあったのではないかと思う。そして、隙間を縫うように具の肉がみっちりと入っている。

そしてこの豪快な「量」も、ソバの味の存在感を演出する一因であることに気づいた。量も味のうちなのだ。ドラクエをやっていると、スライムが集ってきて強力なキングスライムになったりするだろう。そういう感じだと思ってもらえれば幸いである。

まとめ

わかりにくい建物、ソバ自体の味、そして爆盛、とまるでネタで構成されたような変わったソバ屋さんだった。なのにちゃんとうまい。なんだか不思議だ。

「ソバがうまいことが不思議」という奇妙な状況の経験を、僕はこの年末にしたことになる。思わぬ所で来年への課題を残してしまった。年が明けて暫く経ったところで、もう何度か行ってみよう。

 

Pc240078

そういえば、みかんも味が濃くてうまかった。これきっと高いやつだろうな